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iPadを外部ディスプレイで使うやり方と推奨方法を解説


iPadはコンパクトながら機能性も十分あるため、好きな場所で自身の望む操作ができます。優秀なiPadを複数画面で閲覧できれば、使用用途が広がりもっと快適かつ便利な環境が実現できます。iPadを外部ディスプレイに出力する方法はいくつかあるため、解説いたします。おすすめの方法や、外部出力することでのメリットなども合わせてご紹介します。


目次

1.iPadを外部ディスプレイで使うことはできるのか?

1-1.ミラーリングで表示することができる

1-2.最新機種であれば外部ディスプレイポートを利用できる

1-3.新機能ステージマネージャーでさらに便利に

2.iPadを外部ディスプレイに接続するときの注意点

3.iPadの画面を外部ディスプレイに出力する6つの方法

3-1.iPadの画面を「HDMI」で出力する

3-2.iPadの画面を「USB-C」で出力する

3-3.iPadの画面を「DisplayPort」で出力する

3-4.iPadの画面を「VGA」で出力する

3-5.iPadの画面を「ワイヤレス」で出力する

3-6.「WitH(ウィズ)」を使えばさらに便利に

4.iPadの画面を外部ディスプレイに出力するメリット

4-1.ビジネスシーンに活用できる

4-2.動画を大画面で楽しめる

4-3.撮影した写真・動画を大画面で視聴できる

4-4.大画面でマンガ・雑誌を読む

4-5.iPadにキーボードとマウスを接続して使用

4-6.クリエイティブな作業に活用する

4-7.疲労感を軽減できる

5.【結論】iPadを外部ディスプレイは「WitH(ウィズ)」がおすすめ


1.iPadを外部ディスプレイで使うことはできるのか?

iPadはアダプタなど接続機器を使用することで、外部ディスプレイへの出力が可能です。iPadを大きい画面で閲覧できたり操作できたりすると会議での資料共有などがさらに便利になります。


1-1.ミラーリングで表示することができる

iPadを外部ディスプレイに出力した場合、基本的にはミラーリング表示といって、iPadと同じ画面が表示されます。PCのように設定を変更して2つが異なる画面(拡張機能)を表示することはできません。


1-2.最新機種であれば外部ディスプレイポートを利用できる

USB-C のコネクタ搭載モデルの iPadであれば、外部ディスプレイポートを多用途に使用できます。iPadには、iPad mini、iPad Air、iPad Proといったモデルがありますが、世代によってコネクタが異なります。


下記の世代はUSB-Cのコネクタ以前の世代は、Lightningのコネクタとなります。

l iPad(第10世代)

l iPad mini(第6世代)

l iPad Air(第4世代以降)

l iPad Pro 11インチ(第1世代以降)

l iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)


1-3.新機能ステージマネージャーでさらに便利に

ステージマネージャーとは、iPadのiOS 16で追加された新機能です。PCのようにアプリのウィンドウサイズを自由に変えられ、最大で4つのアプリを同時に表示できます。しかし大きなパワーが必要なため、iPad ProとiPad Airの新機種のみ対応しています。


2.iPadを外部ディスプレイに接続するときの注意点

iPadのアスペクト比は4:3ですが、一般的なディスプレイのアスペクト比は16:9です。アスペクト比が異なる場合は、外部ディスプレイに対応していないアプリを表示すると、全画面の表示はされず画面の両端にスペースが空きます。ワイドなディスプレイの場合には、余白が大きく空きディスプレイの機能を活かしきれません。 画面の最適化が設定できないアプリを使用する場合は、iPadの画面がオフになると、外部ディスプレイも同じくオフになってしまいます。

用意するアダプタなどが変わるため、使用しているiPadと外部ディスプレイのコネクタをまず確認しましょう。USB-C のコネクト搭載モデルの iPadでは、後述する外部出力する方法すべてに対応していますが、Lightning搭載のモデルでは一部の方法では出力できません。


3.iPadの画面を外部ディスプレイに出力する6つの方法



まずは外部ディスプレイの入力コネクタを確認します。もっとも一般的なHDMIをはじめ、6つの方法をご紹介します。USB-C とLightningの両方の方法をご紹介します。


3-1.iPadの画面を「HDMI」で出力する

テレビなどはHDMIコネクタであることがほとんどです。「USB-C HDMI」または「Lightning HDMI」が可能なアダプタ(変換機器)やハブ(分配機器)を準備します。HDMI出力が一般的であるため、USB-CとLightningともに商品数は多いです。LightningはApple社の純正品であるため、アダプタやハブも純正品を使用することをおすすめします。


3-2.iPadの画面を「USB-C」で出力する

USB-Cの場合は、ケーブル1本でディスプレイから充電もされるためとてもシンプルです。注意点としては、どのUSB-Cのケーブルでも出力が可能なわけではないことです。映像出力が可能であることが明記されたUSB-Cケーブルである必要があります。

Lightningの場合は、USB-C出力はできない可能性が高いです。「Lightning-USB-C」のアダプタ類で映像出力が可能なものを市場で見かけることはありません。


3-3.iPadの画面を「DisplayPort」で出力する

DisplayPortは、高規格なディスプレイに搭載されていることの多いコネクタです。HDMIと同じくデジタルで映像を転送するため美しい画質で表示されます。また複数のディスプレイをつないでマルチディスプレイにすることや、HDMIケーブルに変換も可能です。


USB-Cの場合、「USB-C DisplayPort」が可能なアダプタやハブ、ケーブルを準備します。DisplayPortは、DisplayPort 1.4以上に対応可能なものを選べば出力できます。

またUSB-Cと同じ理由で、Lightningの場合は、DisplayPort出力はできない可能性が高いです。


3-4.iPadの画面を「VGA」で出力する

VGAは古くからPCの外部ディスプレイの出力用として使用されているコネクタです。規格が古くブラウン管のモニター表示に用いられてきたため、アナログ信号です。ノイズの影響が大きいことや画質がきれいに映し出せない、コネクタが大きくノートPCの弊害になるなどの理由から近年ではあまり見かけません。しかし会社の会議室などのプロジェクターやテレビには、まれにVGAコネクタがついていることがあります。


「USB-C VGA」または「Lightning VGA」が可能なアダプタを準備します。徐々に減少しつつあるもののまだ購入可能です。


3-5.iPadの画面を「ワイヤレス」で出力する

テレビやディスプレイに中継機器を接続すれば、ワイヤレスでiPadをミラーリングできます。


・「Apple TV 4K」

Apple TV 4Kはディスプレイに接続して、4Kの映像出力が可能です。ワイヤレスを疑うほど操作もさくさく動きます。最新モデルは小型化されましたが、設置を想定した機器で有線モデル・無線モデルの2種があります。Apple TV 4Kのミラーリング機能は、iPadに限らずiPhoneやMacなどApple製品との連携がしやすく、iCloudを使って同期も可能です。


・「Chromecast」

Googleが販売しているストリーミング端末です。Apple TV 4Kとの違いは、スマホを操作してディスプレイに表示させることが可能なことです。対応アプリが限られているため、利用したいアプリが対応可能か確認しておくことが必要です。


・「fire TV stick」

Amazonが販売しているストリーミング端末で、4K映像対応モデル「fire TV stick 4K」と、非対応モデル「fire TV stick」があります。fire TV stickは比較的安価であるため、テレビが4K対応していない場合におすすめです。


・「Anycast」

スティック型の機器で、ディスプレイのHDMIに接続するだけで、iPadの画面をミラーリングできます。スティック型の機器はさまざまな製品がありますが、Anycastの特徴は、Wi-Fi環境がなくても使用可能なことです。外出先などでも使える手軽さがあります。


3-6.「WitH(ウィズ)」を使えばさらに便利に

iPad とWitHをTypeCケーブルでつなぐことで、iPadがPCと同じ環境で使えます。キーボード入力とタッチパネルの操作、ペンツールの使用が可能であるため、iPadの入力操作だけでは難しかったこともできるようになります。

WitHは単なるミラーリング表示が可能になるだけではなく、別のアプリを表示しておけるためiPadで文章を書きながら、WitHに資料を表示させるなど多様に活用できるシーンがあります。

iPadだけではなくスマートフォンやPC、ラズパイなどとの接続も可能です。そのうえ接続したデバイスのデータ情報は一切残らないため、セキュリティー面でも安心です。オフィスなどでもシェア利用できます。


4.iPadの画面を外部ディスプレイに出力するメリット



iPadを大きな画面で見ることでさまざまなメリットがあります。


4-1.ビジネスシーンに活用できる

ビジネスシーンでは、映像や画像を大きな画面で見てもらう機会はたくさんあります。社内のプレゼンや、取引先への商談など、複数人に共有する際に活用できます。PCなども大幅にコンパクトになりましたが、iPadで外部ディスプレイへ出力できれば、持ち運びも大変便利なためさらに活用できる機会が増えるでしょう。


4-2.動画を大画面で楽しめる

YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを大きなディスプレイやテレビで視聴できると、家族みんなで楽しめるうえ、迫力もアップします。休日の映画鑑賞もクオリティが向上すること間違いなしです。


4-3.撮影した写真・動画を大画面で視聴できる

家族や友人と撮影した写真や動画を大画面で楽しめます。みんなで思い出を共有できることで、さらに楽しく活用できます。


4-4.大画面でマンガ・雑誌を読む

マンガや雑誌を電子書籍で購読している方も多いのではないでしょうか。動画や写真だけはなく、電子書籍も大きな画面で読むことができれば、大変便利です。とくに小さな画面の場合にはズームしながら読んでいた方も、大きな画面でレイアウトを変えずに読めるため、スムーズに読めるようになります。


4-5.iPadにキーボードとマウスを接続して使用

iPadにキーボードとマウスを接続すれば、PCの機能とほぼ変わることなく操作が可能です。メールのやりとりや文書作成などは、画面入力よりもハードウェアキーボードの方が、効率が良いという方は多いのではないでしょうか?


4-6.クリエイティブな作業に活用する

iPadは処理能力が高いため、画像や動画の編集、イラスト制作などクリエイティブな作業に使用されている方も多いです。iPadの画面をタップしてズームしながら細かい部分を確認することも可能ですが、指で画面が隠れる部分ができてしまいます。そのため別ディスプレイでイメージを確認しながら、iPadでコンパクトに修正するといった効率のよい作業環境が整います。(またクリエイティブな作業だと、幾度となく画面のタッチ操作が必要であるため、腕を浮かせた状態での作業を改善できるメリットもあります。)←4-7と重複するかもしれません。



4-7.疲労感を軽減できる

iPadの場合、使用する際にはずっと画面を見やすい状態にキープしておかなければならず、長時間使用するにあたり疲労が蓄積していきます。操作するときも腕を浮かした状態での作業は、使いやすい環境とはいえません。知らず知らずのうちに体に無理をさせている状態なのです。そのため、iPadを外部ディスプレイに接続して見やすい状態でキープしておけることで、疲労感を軽減できます。


5.【結論】iPadを外部ディスプレイは「WitH(ウィズ)」がおすすめ

iPadを外部出力して大きなディスプレイで視聴できる方法と活用方法をご紹介しました。iPadはコンパクトでありながら、タッチペンの機能性やマウスやキーボードを接続することでPCのようにも使用できるため、さまざまな使用用途に適応できます。

さらに「WitH(ウィズ)」と連携させることにより、大きなディスプレイの閲覧に加え、iPadの機能性を十分に発揮でき可能性をより伸ばせるためおすすめです。

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